男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

「終戦のローレライ」映画化

終戦のローレライ 上
終戦のローレライ 下

福井晴敏の傑作が映画化されるのは本の帯などで知っていたが、監督の役者が決まったようです。

監督は、「平成ガメラの特撮」とよく紹介される樋口真嗣で、文句なく一番の適任者だと思います。「平成ガメラ」にしてから実写パートと特撮パートの演出力の違いは歴然で(技術云々というレベルじゃなくて器が違う)、全編の監督でもなんら問題ないどころか、どんな風に燃えさせてくれるのか今から楽しみでしょうがないです。

主演は役所広司妻夫木聡でという事で、艦長が役所で、主人公征人が妻夫木ってことですね。正直妻夫木クンはどんなもんかなという感じですが、ネームバリューとさわやかさ加減がいい按配かもしれないです。ただ、日本軍面かといわれるとかなり厳しい…どちらかというと青年将校ならいけそうですけど。
艦長の役所広司はネームバリューも実力も申し分ないですし、役柄のイメージにも合っていると個人的には思います。

まあ、東宝の大作ですし、亀山プロデューサーなのでここらあたりは手堅い感じかと思います。

後は色々とキャスティングが気になるわけですが…

脚本と撮影と音楽が誰になるかですが、樋口真嗣の意向と亀山プロデューサーの微妙な温度差がどう左右するかが問題ですねえ。間違っても君塚はやめて欲しいところです(いや、悪いって言うことではなくて、「2」があれだったからですが)。

音楽はぜひ大島ミチルさんを起用して、燃えに燃える音楽を作って欲しいですね。

いやあ、とにかく存分に面白くしてほしいと思います。頑張れ樋口真嗣監督!!