男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

狂鬼人間

円谷の傑作シリーズ「怪奇大作戦」の有名な欠番エピソード。まあ、タイトルからして、セブンの「遊星より愛をこめて」より分かりやすい欠番ぶり。

狂わせ屋なるものが登場して、例の憲法39条を逆手に取った何とも薄ら寒くなるような話。

精神異常者に家族を殺された女性学者が、精神異常者が野放しになっているこの日本の社会に復讐するために、「脳波変調機」を使って殺人願望を持つ人に協力する話。

岸田森扮する牧がおとりになるんですが、逆襲にあって(期間限定とはいえ)狂人と化して仲間を昼日中の町を追い掛け回すクライマックスは凄いです。加えて、ラストの展開も……

作品としては狂気に満ちた作品というよりもブラック・ユーモアな雰囲気なのが残念といえば残念なのですが、途中の日本刀を持って上半身裸でサラ金のボスをブチ殺す人(大村千吉)は凄いです。あれはハマりすぎ。

まあ、*[ドラマ]ってカテゴリーが「STAND UP!!」ばっかりなのもアレなので。ちょっとこういうのも混ぜておこうかなと。