男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

キャサリン・ヘップバーン

ボクが映画を好きになったのは1981年9月30日にテレビで「ジョーズ」を観てからで、それ以降テレビで放送される映画は片っ端から観てました。

つまり「グリズリー」だろうと「恐怖の報酬」だろうと「ジャイアンツ」だろうと「恐怖のロープウェイ」だろうと「ニューヨーク1997」だろうと、当時のボクにとっては何もかも面白く感じられていました。

一番幸せな時期だったといえるでしょう。

そういうわけなので、NHKの「世界名画劇場」で放送される、名画も全く同列に観ていた訳です。

ただ、吹き替えじゃなかったり、ノーカットだったり、子供心にも明らかに敷居の高さは感じていたと思いますが…

で、小学校高学年の頃に「旅情」を観たんです。

これが偉く面白くて、以来キャサリン・ヘップバーンはお気に入りの女優さんになりました。女優さんの名前を意識したのも初めてだったと思いますね。案の定「オードリー・ヘップバーン」と混同して、「マイ・フェア・レディ」を見たときは、「顔が全然違うぞ」と思ったぐらいです。(富田靖子沢口靖子も同様に混同していた)

キャサリン・ヘップバーンの映画では「黄昏」もお気に入りで、ヘンリー・フォンダも好きだったのであの映画は大好きです。(ダフニー・コールマンも好きで「9時から5時まで」とか何度も観てました)

ジョン・ウェインと共演した「オレゴン魂」も凄く好きで、前作であり、ジョン・ウェインがオスカーを受賞した「勇気ある追跡」より何倍も好きなのは、やっぱりキャサリン・ヘップバーンのユーモラスな存在が大きかったと思います。

「招かれざる客」も好きなんですが、こうやって書いてみると、ハッキリ云ってキャサリン・ヘップバーンが「おばさん」な年齢になってからの映画ばっかりです。

なので、代表作の「フィラデルフィア物語」を大人になってから観たときは、「わ、わけええ!!」と驚いたもんです。

というわけで、初めてのお気に入りの女優さんが亡くなったのは淋しい限りです。ご冥福をお祈りします。