HEAVY RAIN(ヘビーレイン) -心の軋むとき-到着
操作が! 操作が面白過ぎる!!
ボクはこれアドベンチャー・ゲームだと思っていたんですよ、でもちゃんと製作会社は「これはアドベンチャーゲームではない」って言ってるんですよね。
本当でした!
画面に出てくるアイコンの指示に従ってキャラクターを操作していくんですけど、これが尋常じゃないほどバラエティに富み、そしてタフな動きを要求される。
まさか歯磨きするだけで息が上がるとは思わなかったです。チュートリアルはキャラクターのよくある朝をプレイするのですが、ベッドから起きてご飯を食べるまでを文字通り一挙一動を操作する事になります。おそらく普通に生活するより何倍もエネルギーを消費する。
まさか、アクションゲームだったとは!
図面を描くだけでアナログスティックを慎重に倒して製図したり、コントローラーを振って消しゴムをかけるとは!!
そして、とどめが
お皿並べ!!!
あのシュールさは是非プレイして頂きたい。
お皿を並べるだけで、慎重にアナログスティックを操作すると、その慎重さをダイレクトに反映した動きをキャラクターがするんですよ。
ニトロが入ってるとしか思えないような慎重さでお皿を並べる様は必見!
勿論ストーリーが進んでいくとさらに様々なアクションが要求されて息つく暇もない。
でもスタイルはちゃんとアドベンチャーゲーム然としているのですから衝撃的です。
確かにこれはかなり新しいゲームかもしれません。
操作がこんなに面白いアドベンチャーゲームは他に類を見ません。
さあ、続きやろっと。
イングロリアス・バスターズ他、ラタンティーの作品一斉にブルーレイ化
4月から5月にかけて国内版発売!
タランティーノの作品が一斉に発売決定。
タランティーノを一発で世界に認知させたデビュー作。今観ても切れ味の鋭い演出や脚本は天下一品。
傑作『デス・プルーフ』も、盟友ロバート・ロドリゲスの『プラネット・テラー』と一緒にブルーレイ化。ツインパックも発売されるが、残念ながら国内のみDVD-BOX化された『グラインドハウスUSAバージョン』はブルーレイ化ならず。USAバージョンなのにアメリカでは封印されちゃっているのも哀しいなあ。あのバージョンの面白さはカットされたフェイク予告編や、でたらめなリール紛失演出なども含めて楽し過ぎました。ブルーレイ化は望み薄なので、今からでも国内DVD-BOXゲットをオススメします。
アメリカ版でも日本語字幕が収録されていたので、今回のUSAバージョンは内容一緒と言うことですね。残酷シーンがモノクロ処理されているバージョンは日本版の「そのままバージョン」になれてしまっていると物足りない。日本で発売されるときは日本バージョンになると思ってアメリカ版を見送ったのですが、残念ながらそのままという結果に。
ただ、映画の面白さはまったく変わらないのでブルーレイ化は嬉しい限りです。
『VOL.2』の評価が一般的に低いようですが、中盤のシークエンスをはじめとしてタランティーノ作品としての面白さはコチラの方が上とも思えます。基本的にツインパックで楽しむのが正しいでしょう。無茶苦茶安いし。
『イングロ』と合わせるように、ブラッド・ピットの作品もブルーレイ化。
監督のロバート・レッドフォードとのそっくりブリがネタになるほどですが、美し過ぎる映像美も含めて傑作。あの映像はブルーレイでこそ真価が発揮されるでしょうね。