『ゼロ・グラビティ』オスカー7部門受賞記念で観に行きました。
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アカデミー賞が発表されて、技術部門は他を圧倒して受賞した『ゼロ・グラビティ』ですが、惜しくも作品賞は逃してしまいました。最近のアカデミー賞は監督賞と作品賞で痛み分け的な風潮が強いので、言葉にならないぐらい悔しいんですが(『それでも夜は明ける』には全く恨みはないんですが)、その悔しさを癒やすためにそのままイオンシネマに3D吹替を観に行きました。
イオンシネマ板橋は今でも『ゼロ・グラビティ』をロングランし続けている素晴らしい劇場です。
最終的に3ヶ月近いロングランになったようですし、ワーナーが当初目標としていた興業よりも大幅な大ヒットになったようです。
『ホビット』を春興業に延ばしてまで『ゼロ・グラビティ』を正月映画にもってきたというのは、ワーナー日本支部としては大きな賭けに勝ったという感じですね。『ホビット』もヒットしているようですし。
アカデミー賞効果だったのかもしれませんが、平日夕方にもかかわらず結構人が入っていて驚かされました。
やはり「気にはなっていた」という映画なんでしょうか。それとも見納めみたいな感じだったんでしょうかね。
結局合計13回劇場で観たことになります。とりあえず一般興行ではこれ以上観ないと思いますので、ちょっとまとめてみましょう。
○IMAX3D字幕版2回
○4DX日本語吹替版1回
○ドルビーアトモス&ウルティラ3D字幕版1回
○2D字幕版2回
○3D日本語吹替版7回
観放題のパスポートがあったのもあって、殆どイオンシネマ板橋で観ているのですが、3Dが吹替版しか上映されていなかったので、やたらと3D吹替版の回数が多いですね。ただし、この吹替版は大変出来が良いので何度観ても満足度の高い体験が出来ました。なにより字幕がないですから。
IMAX3Dがやはり『ゼロ・グラビティ』を観るフォーマットとしては最適解であるとは思うんですが、ドルビーアトモスの超弩級のサラウンドも甲乙つけがたいし、何と言っても4DXのアトラクション感による没入ぶりは劇場でしか味わえないオンリーワンの「体験」という意味でも素晴らしかったですね。
最後にこれだけは書きますが、本当に冗談でも何でもなく、この映画を劇場で「体験」しておかないのは「人生において大きな損失」です。まだ上映している劇場はあります。「時間がないから観に行けない」ではなく「時間を作ってでも観に行く」映画というのは間違いなく存在するんです。なので、少しでも「創作物」に対して愛情を持っている人間なら、絶対に映画館に観に行ってください。
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