男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『アクセル・ワールド』10&11巻を読みました。

四冊も続いた『災禍の鎧』編が一段落し、小休止のような趣の短篇集です。と言っても三話目の『バーサス』は『ソード・アート・オンライン』をまだ読んでいないので未読。

一話目の『遠い日の水音』は、ハルユキがレベル2になるときにうっかりミスでポイント一桁のピンチに陥った時のエピソード。黒雪姫先輩は入院しているし、タクムと一緒に勉強中のハルユキが描かれてうれしさ爆発。MMORPGを始めた時のワクワク感と、知り合いに付き添ってもらって恐る恐るレベル上げをする感じはホントにリアル。
このエピソードはそれに加えて、未来でも本の町として残っている神保町が描かれたり、『エレメンツ』のひとりアクア・カレントが登場してこれからの活躍を匂わせます。

二話目の『最果ての潮騒』は、これまた黒雪姫先輩が沖縄旅行中のエピソードという嬉しいもの。しかも黒雪姫先輩視点の構成で、これまたファンとしてはニヤニヤせざるを得ない。沖縄で黒雪姫先輩はこんなことをしていたんだという面白さと、ハルユキ同様《加速研究会》と戦ったりする大盤振る舞い。先輩の旧友である『クリムゾン・キングボルト』が美味しすぎるキャラで大笑い。巨大●●ってなw

どちらも激しく面白いので、満足度が非常に高い短編集でした。



遂に最新刊まで読み終わってしまいました。

今回から新たなストーリーが始まり、いよいよ開き直ったかのように普通に「つづく」となります。物語の構成自体もとりあえずの体裁をつけるでもなく、ゆったりとした展開になっており、これからは続刊までの無限地獄に悩まされそうで辛い……


というわけで、今度は川原礫のもう一つのシリーズ『ソード・アート・オンライン』を読もうと思います。