『塔の上のラプンツェル』★★★
塔の上のラプンツェル ブルーレイ(デジタルコピー & e-move付き) [Blu-ray]
posted with amazlet at 11.07.24
アニメ絵なのに質感が超絶リアル。そしてそれに違和感がないというパラドックス
評判の『塔の上のラプンツェル』を観ました。
しょこたんの吹替版が評判良かったのでそちらで鑑賞。驚くほど違和感がなく、すごくハマっていました。しょこたんが芝居の上手いことは知っていましたが、全編絶妙な芝居でビックリするぐらいです。
他のキャラの声の人もみんな上手で上質な吹替版じゃないでしょうか。
お話もお約束事をしっかり守りつつ、天丼のギャグやテンションの高いユーモアもかなり爆笑もの。特に初めて塔の外へ出たときの感情の上下運動の激しさをカットバックで描くシーンは大笑いしました。テンポがいいんですよ。
小さな塔から旅立って、様々な困難を乗り越えてお城までたどり着くくだりはRPGのようですごく楽しい。
<以下ネタバレ>
あと、やっぱり最後のショートカットは反則に萌えた。あそこで髪を切るタイミングも結構驚いたし、ショートになったラプンツェルが可愛いんだよなあ。ははは。
王様とお妃が喋らないのも上品な処理で二重丸。
<ネタバレ以上>
もうCGとかそういうのではあまり驚かないと思っていたんですが、自然の描写とか肌の質感とかが異様で、デザインはデフォルメされたアニメキャラばかりなのに、質感はやたらとリアルで、しかもそれがまったく違和感がないというのが一番凄かったです。
また、日々向上する水の描写も凄まじい。廃坑に閉じ込められて暗闇のなかで揺らぐ水面の描写とかホント凄い。しかも、それも特に乖離している印象がない。
ディズニーアニメは久しぶりに観たのですが、大変楽しめました。