男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『マモルのおきて』特番&最終回を観ました


まさかムックの正体が○○だったとは!

愛菜ちゃん目当てで適当に観始めたドラマだったのですが、だんだんその魅力にハマってしまいました。

愛菜ちゃんの可愛さも半端じゃないのですが、阿部サダヲの面白さもこの手のドラマの中では精一杯ねじ込んできていて素晴らしかったです。

そんな楽しかった『マルモのおきて』も本日最終回。

30分延長の1時間半スペシャルでの放送でした。

が、

その前に、急きょ企画された『愛菜ちゃん・福くんが総合司会!泣いて笑って2時間マルマル!元気モリモリSP』が放送されました。

急ごしらえの割にかなり面白いスペシャル番組で、ドラマのファンには堪えられない内容でした。特に愛菜ちゃんファンや福ちゃんファンにはたまりません。

NG集や舞台裏も「めざましテレビ」などで放送されたものの総集編という感じで、見逃しているものも多くたっぷりと堪能できました。特にNGでお皿をパクっとくわえてしまう愛菜ちゃんの可愛さときたら。

総合司会も務めた愛菜ちゃんと福ちゃんも可愛さ爆発で、相変わらずの達者ぶりを披露。

特にサプライズゲストとして愛菜ちゃんのバース・デイパーティにKARAが出てきた時は、もはや愛菜ちゃんの代名詞とも言える「腰振りダンス」を本人たちの前で披露。もう臨界点突破ものの可愛さ。

それでもまだまだ舞台裏に関しては拾いきれていないので、ここは是非DVD-BOXに特典ディスクで収録してほしいなあ。

・・・

そして最終回(ネタバレあり)



ふたりを母親に返すことを決心した護が、最初で最後の家族旅行にと伊豆の修善寺へやってくる。前半のこの旅行シーンが本当に楽しそうで感動しました。ムックもちゃんと連れて行くし。

家に戻ってからはしんみりとお母さんとの事を説得する護が感動的でした。キチンと言い聞かようとする姿に本当のお父さんを感じましたよ。阿部サダヲの熱演も説得力十分。

1時間半の長尺をしっかり使ってじっくりふたりとの別れを描いていく展開は涙涙。

そして、本当に驚いたのは「しゃべる犬ムック」の決着。

ずっと、「あれ、どうするんだろうなあ」と他人事ながら心配して観ていたのですが、その正体が実は死んだふたりの父親(護の親友)であることが分かった瞬間、涙腺決壊。

そう言わればムックのアップが入るタイミングとか、セリフ回しとか、確かに父親(&護の親友)のソレなんですよねえ。ちゃんと一話目から計算された演出が施されていて観直すと驚きます。

声を男の子の声にするというシンプルな方法でミスリードし続けた演出は凄い。

「ありがとうな護」

というセリフと共に、護と一緒に観ている方も正体に気づいた瞬間の感動ったらなかったですよ。しかも上品な演出で昇天してしまうし。ありゃあ個人的なツボを突かれて泣いたなああ……

その直前のバスで泣く愛菜ちゃんにも泣かされたけど。


後半観ている人間が全員望んでいる状態に上手にもってきたのも嬉しかった。「ばらばらになっても家族」というおきてが、実はお母さんにも当てはまるってのは巧い。ふたりが大喜びで当たり前のように戻ってくるのも良かったよ。世良公則の自然体な芝居で、「いつでも会えるんだから焦ることないですよ」ってのも説得力を生んでいました。

最後はちゃんとムックも言葉を取り戻すし、コメディとして楽しい気分でエンディングをしめたのもよかったなあ。


最後に予告されたようにスペシャルが放送されるそうで、今から楽しみでたまりません。

DVD-BOXも9月に発売されるそうですが、ブルーレイはでないの?


そんなバカな!!!

マル・マル・モリ・モリ! - EP - 薫と友樹、たまにムック。
マル・マル・モリ・モリ! - EP - 薫と友樹、たまにムック。

エンディングのインパクトが強すぎて話題になっていないんですが、オープニングのこの歌もすごくいいんですよねえ。


マルモのおきて
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ノベライズはエンディングが違うそうで、そちらを確認したいので早速明日買ってこよう。



音楽も良かったなあ。条件反射みたいに感動しちゃってたもんなあ。



愛菜と福、たまにムック。

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スペシャルの時にでもいいから、豪華愛蔵版写真集を発売してくれないかなあ。