『イングロリアス・バスターズ』を吹き替えで鑑賞
ベテラン揃いの傑作
日本語吹き替えはdtsでの収録。
ナレーションの声を小林清志が担当していたりして、やたらと声優さんがベテラン揃いなのが安心感抜群。スーパー部分も日本語になるディズニー仕様にはちょっとびっくりしましたが。(あれってオプチカル世代にはどうにも馴染めない)
観直せば観直すほど傑作だと痛感する映画です。
”ユダヤの熊”に扮している映画監督のイーライ・ロスの眼差しが実によくて、このまま役者続けても良いんじゃないかと思うほどです。
クルストフ・ヴァルツ扮するハンス・ラムダは心底クズ野郎ですが、ブラッド・ピット扮するアルド・レイン中尉がそれを上回る「頼もしさ」を体現しているのが実に良いバランスで、観ていて心地よいカタルシスが得られる。
そういう意味でも、やはりこの映画は『イングロリアス・バスターズ』というタイトルがふさわしいし、ブラッド・ピットが主演というのがシックリくる。