男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

”奥さんと劇場”『恋はデジャ・ブ』


久々に”奥さんと劇場”

今日は以前から何度かオススメしていた『恋はデジャ・ブ』。

ウェザーマンのフィルはペンシルバニアの田舎町に”グランドホッグ・デイ”の取材にやってくるが、次の日目覚めても同じ一日が繰り返されていることに気付く。何度寝ても、何度死んでも同じ日を繰り返すフィルは……


ゴーストバスターズ』のビル・マーレイが主演で、ハロルド・ライミスが共同脚本と監督を担当している。邦題などから連想されるように、気楽に楽しめるロマンチック・コメディというカテゴリーの映画ですが、実際には「人間の本当の幸せ」とは何かを描いた名作。

とは言っても、(矛盾するようですが)肩肘張らず軽く観られるように作られているのが凄い。中盤までの「的確に出来の良いタイム・ループ・コメディ」ブリは本当に素晴らしく、こういうところがしっかりしているから終盤の展開が活きてくる。

始まった一分で「やな奴」だと観客に100%分かるビル・マーレイのお芝居も絶品。

他人に対する接し方一つで「いい人」だと分かるアンディ・マクダウェルのキャスティングとキャラクター設定も素晴らしい。そのさりげない巧妙な演出の積み重ねが積もり積もって絶妙の説得力を生み出している。

本当に「名作」としか言いようがない。

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涼宮ハルヒの憂鬱の『エンドレスエイト』は宇宙人の長門以外は記憶を持ち越しできないので、やはり長門のエラーの蓄積を理解するにも『消失』にとって無くてはならないエピソードではありますね。まあ、八回もやる必要があるかどうかはアレですが、観直すとけっこう楽しく観られるから不思議なもんです。