FF13ネタバレありプレイ記録
第一章その1
デモ映像や体験版動画などでアップされていた列車(?)でのライトニングさんとサッズの大暴れ。チュートリアルもかねたバトル。スノウ登場からホープまで。
メインキャラが序盤から頻繁に変わるのが意外でした。別のシークエンスごとにメインのキャラをプレイしていくというシナリオ構成は、最近のアメリカのドラマなどを強く意識している感じ。個人的には主要キャラは一人に絞られているのが好みですが、ファイナル・ファンタジーは常にボクの好みとは相反するので(ははは)、そこはチャンネルを切り替える。アメリカのザッピング的なマルチ・ストーリーは、漫画の週刊連載などによって、日本人にはすっかり馴染めるシステムなので、あれはあれでありです。物語がかなり進行している時点から始まるのもチャンネルの切り替えを促すには充分なポイント。
以前からよく書いていた
薄ら寒いセリフ
は、何のためらいもなく、全編ソレばっかり。ははは。この中学生イズムは本当にすさまじくて、大の大人が関わっているとは到底思えない代物なのですが、ここもガッチリとチャンネルを合わせるのがポイント。本当に悪い意味ではなく、自分が中学生に戻ったような錯覚に陥ります。なので、ストーリーとしても存分に中学生イズムが展開されるのを望む自分が形成されるという、SMチックな状態にまで昇華しています。本当に厭味でも何でもなくて、サッズがライトニングさんにしがみついて身もだえするシーンで、すんごく楽しい気分になり、続きがみたくて仕方なくなりましたもん。
続けざまに、
ミスター薄らさむ野郎スノウ
の登場でガッチリ舵を切られる。
「ヒーロー志願」を連呼するスノウとその仲間である”ノア”の連中は、そういった方向でのキャラが恐ろしいほど固まっていて、この結晶化(クリスタル)された『中学生イズム』が、確固たる意志の元に構築されていることがわかります。”ファイナル・ファンタジーらしさ”とはまさにこういった部分なんじゃないでしょうか?
『7』以降のFFには強烈な拒絶反応しか抱けなかった自分なのですが、明らかにこういった”らしさ”を受け入れて楽しめています。
せっかくお金出してるんですから、楽しまなきゃもったいないという後ろ向きなポジティブさとも違った、「お祭りなんだから馬鹿になって楽しもう」という酩酊感に近いのかもしれません。
そういった中でも、ホープの母親を含めた「突然戦いを決意した面々」が、「唐突に大量死」していくシークエンスには腰が抜けました。「ええええ!!!???」と。壊れた橋からまさにゴミのようにどんどん落下して死んでいく「突然戦いを決意した面々」もすごいんですが、結局一緒に落っこちたスノウが、「火事場から黒い煙を吐いて出てくるコントのキャラ」よろしく五体満足で生きていたりするんですよ! しかも、一応ちょっと落ち込んでいたスノウですが、現れた筋肉脳に軽く叱咤激励されるや、「ま、やるっきゃねえか」とばかりに精神的にも復活。あれは笑った。スノウはヤバいです。
バトルシーンに関しては、序盤ということもあってチュートリアルとしての側面が強く、今のところ○ボタンを押していれば進むようです。オプティマシステムとかを色々と変更するようになると、戦術が広がるのかもしれません。ただ、気を抜くと死にそうになるので、頻繁に回復をする必要があるので油断できません。
早く巨大な敵と戦ったり召喚獣を呼んだりしてみたいですね。最近ずっとアクションゲームばっかりやっていたので、忙しくキャラを動かしたりしないでいいのは助かります。「勝手に動いてくれてる!」といううれしい喜びが。ははは。
次はまたまた、かなり鬱陶しそうなキャラであるホープ(だよね?)をプレイするようですが、気づいてたら寝落ちしていたので(むうう)続きは明日。
ずいぶん茶化したように書いていますが、HDで展開する驚愕のビジュアルも含めて予想以上に楽しいのは本当です。
ただ、ライトニングさんがカットによって大変不細工になるのはいかがなもんでしょうか?
映像に対するアプローチの仕方は本当に極まっていますよ。「映像がきれい」というFFに対する常套句のためにスタッフが鬼のように気合いを入れているのがわかります。
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