男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

そこに、やつはいた

今日はディズニーシーに初めて行ってきました。

しかし、朝奥さんと二人で駅に向かって歩いていると、いきなり曲がり角からヌっと黒い固まりが出現。

「なに?」

と本能的に身構えると同時に

「この感覚前にも……」

そう、その「犬でも猫でもない」感覚の持ち主は、以前にも遭遇した


たぬき!!

そう、以前道ばたでばったり遭遇したたぬきがまたもや出現。

しかも、それに続く形で曲がり角から別の黒い小さな影が!!

そう、なんと今回はたぬきの親子連れに遭遇したのです。

カメラを準備していると、ゆったりと歩き去っていったので、小さな点でしか撮れなかったのが残念ですが、一応アップします。



いやあ、朝からいいもん見ました。

そしてご機嫌のまま地下鉄に乗り込み、一路舞浜へ。

まずはシーに行くためのリゾートライナー。

リゾートライナーは噂通り手すりも窓枠もミッキーの形をしているという、完全ディズニーランド仕様。こういうプロフェッショナルのところが実にディズニー。


タワー・オブ・テラーのファーストパスをゲットしてから、一番端っこに位置するインディ・ジョーンズクリスタルスカルの王国に乗り込む。

基本的にはグルグルカーブして最後は落っこちる系のライドなんですが、真っ暗闇の中を動き回ったりするのが激しく恐怖。最後は『レイダース』のお約束である巨岩が迫ってきたところで脱出。

ボクは驚かし系のライドやアトラクションが苦手なので、タワー・オブ・テラーがフリーフォール系だと聞いてパス。後で奥さんが「あれは止めといて正解」と言われる。やっぱり怖かったんだ……

それから去年のディズニーランドでもテンションのあがった、キャストがテーブルを回ってくれるレストランへ。シーにもあって、ホライズンベイ・レストランがそれ。中に入るといきなりミッキーとミニーが大暴れで店内を闊歩しており、がぜんこちらも大興奮。

かなり並んだのですが、テーブルに着くとミニーやミッキーが次々と登場して写真を一緒に撮ってくれる。

プロフェッショナルでシステマチックなミッキーも面白かったのですが、ミニーの振りまく可愛らしさは尋常じゃなかったです。都合二回も来てくれたし。

↑あかちゃんをあやす優しいミニー

↑働く男の背中を感じさせる

↑背中でもチャーミングなミニー


↑愛想をふりまくミッキー

↑ご希望通りの愛想を思う存分ひろうするミニー

食事の後ブラブラしているとゴンドラに乗ったミッキーとミニーに遭遇。公然とキスしまくる姿はアメリカンすぎて最高でした。ねずみのくせに。

↑ゴンドラに乗ったミッキーとミニーは、公衆の面前で大胆キッス


そして、のんびとしたアトラクションがいいなあと思って、新しくできた『タートルトーク』に。『ファインディング・ニモ』のクラッシュがみんなと「リアルタイム」にお話ししてくれるというもの。

まず、待合室に飾られたコロンビア号という客船の成り立ちが古い退色した写真で説明され、「ほんとにあった船なのか?」と思わせる。するとそのままのテイストで、”さも当然”と言わんばかりに水中マイク=ハイドロフォンの説明写真を経て、船尾に備え付けられたまどから魚たちと話せるという今回のアトラクションの説明が、リアリティたっぷりに飾られていました。これは素晴らしい。

↑異様なまでのディティールの積み重ねで嘘を構築するタートルトークの待合室

初披露らしき写真にマーチングバンドが勢揃いしていたり、でかい犬を連れた子どもが一緒に写真に写っていたりして、いかにも昔のアメリカ人たちが撮りそうな写真が連発して大爆笑。

アトラクションも実に素晴らしく、CGのクラッシュがリアルタイムに観客と会話すると言う設定が物凄くリアリティ抜群に披露されました。ちゃんと会話を成立させるインタラクティブな処理と中の人の職人芸が冴え渡る。録音のはずの室井滋までリアルにいると錯覚してしまいます。


そして、やつは現れた


またまたブラブラして(ディズニーリゾートはアトラクションに乗らなくても園内をブラブラしているだけでも楽しいのが素晴らしい)、名物のギョウザドッグやうきわまんなどをベンチに座って食べていると一羽の鴨がテクテクと登場。

↑今日もっとも輝いていたキャスト。”マッグロー”と名付けよう

こいつが物欲しそうにボクらをみるもんだから、家の奥さんが餃子ドッグをちぎって投げて与える。

すると、見事にパクパクと空中でついばみ始める。挙げ句に一瞬飛び上がってさらに空中でパクったりする。全然物怖じもしなければ人を恐れもしないその姿に、ディズニーシーは本当に安全で住みやすいんだろうなあと感動しました。それにしても道行く人が見物するほどの見事なパクつきブリは圧巻。

でも、家の奥さんは餃子ドッグを殆ど奴に食べられてちょっと残念な様子でした。

子どもが追ってくるとさっさと危険を察知して逃げてしまうあたりや、再び戻ってきて「どらどら次はお前さんたちからもらおうかな」という面でまたテクテク歩いてくる姿は大爆笑でしたよ。

間違いなく今回いちばん面白かったです。

しかも、キリがないのであげるのをやめてガン無視していると、しばらく(かなりしばらく)じっとぼくらを見たあと、

「ふー……」

と、間違いなく溜息を漏らして(そうとしか思えない表情だった!)、隣のベンチにテクテク歩いて行き、そこの人たちをチラ見。何ももらえる気配がないと分かると次へ。と言う風にかなりの威風堂々ブリ。


まったく目が離せなくなってしまうほど光り輝いていましたよ。かれは!



「な……なんだこいつ ブルース・リーにでもなったつもりか」




その後、水上ショーの関係でゴンドラに乗れずじまいだったのが残念でしたが、かなり長時間日が暮れるまでブラブラと園内を満喫したあと大満足のなか帰路に。

最後にリゾートライナーが環状線だったのを知らなくて、いきなり降りたらまたディズニーシーだったときは腰を抜かしましたが、無事に帰ることが出来ました。ふふふ。


「か、環状線だったっけ……?」(パーマ)


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