男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

東宝から『ゴジラ』『七人の侍』『黒澤明blu-ray-box』発売決定!!

イキナリ超大物!!!

http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090619_294970.html

いきなり東宝がブルーレイに参入したと思ったら、何と黒澤明作品にゴジラ・シリーズをリリースという、「いったい貴君たちに何があったのですか?」状態。

しかも値段が通常のブルーレイと同じ水準で、邦画としては極めて安い部類に入る。

まったく東宝らしくない、嬉しい展開。

恐らく『ビューティフル・ドリーマー』の発売中止もこれからのブルーレイ展開に際してだと思われますね。

しかし、黒澤明作品の中でもとっておきのはずの『七人の侍』が初っぱなに発売されるってのも、狐につままれているようです。しかも単品もありっていう凄さ。いや、これが普通なんだけど、今までの東宝の所行を知っている人間には、ただただ驚くだけです。

七人の侍 [Blu-ray]

七人の侍 [Blu-ray]

↑音声仕様でも、キチンとオリジナルのモノラルをリニアPCMで収録したり、91年のリミックス(黒澤自身が関わった最後のリミックス)と、5.1chも総てロスレス。特別な表記がないので一枚で納めるつもりらしく、これも大変嬉しいです。

個人的には『椿三十郎』も早々に予定に入っている事がまた嬉しい。小学館といい、大手がなりふり構わず本気になってきているのが実にいいですね。


【東宝特撮Blu-rayセレクション】 ゴジラ(昭和29年度作品)

【東宝特撮Blu-rayセレクション】 ゴジラ(昭和29年度作品)

こちらも衝撃的な発表。と言うよりも、発売はこっちが先なので、本格参入第一弾はこちらになるようですね。たった一ヶ月しか間が空いていないというのも、「生き急いでいる」感じがして余計な心配すらしてしまいます。何度も言いますが、かつての東宝の商売を知っている人間には、驚愕の展開なんですよ。

これは、この調子でいくと日本映画専門chで始まる『若大将シリーズ』のブルーレイ化も案外早くなるかもしれませんね!