男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

引っ越しに際して部屋を片付けているのですが、案の定色々と見つけては脱線してしまいます。

今回は何も書かれていないDVD-R。

「なにが入っているんだろう?」

と思って観はじめたら、「ここにあったのかあ!」となってついつい観てしまう。これはまるっきり本とかと一緒です。

今回は以前奥さんとボクでそれぞれパソコンで自分の好きな映画のシーンを一本に編集したもの。中学生の頃は二台のビデオで全て一発勝負で作っていたもんですが、PCだとサクサク簡単に出来るので恐ろしい。しかも画質の劣化もないし音もそのまま5.1chを維持できるんですから恐ろしい。

で、

家の奥さんは基本的に「明るくて楽しくて、唄って踊る」場面が大好き。なので、そんなシーンばっかりセレクトされています。なのでBGVにも実に適していて楽しい。

一方ボクのは、高校生のときに文化祭で上映した頃に先生に言われたように

「おまえのは全部人が死ぬシーンばかりだ」

です。

いや、別にそういう狙いじゃないんですが、好きなシーンって大抵誰かが死ぬんですよね。ははは。

ところで、こういう「名場面集」的なモノは、実はかなり構成をしっかり立てないといけないので、作る人の技量が試されると思います。編集は映像作品の命なので当たり前なのですが、シーンごとにもそれぞれ起承転結に代表されるような意味合いがあるので、ただたんに好きなシーンを頭から順番につないでいるだけでは全然面白くないものです。

あれこれ作ると非常に勉強になります。

「アニメの名場面集オープニング」
高校生の時にアニメの名場面集を作ったときのオープニングです。
機材はビクターのS-VHSでフライングイレースヘッドによってつなぎ目のレインボーノイズがなくなったのがこれを作った動機でした。1秒がちゃんと30フレームでコマ送りされるので、編集点をキチンと制御できるのも大きかったです。実際には機械の癖があるので、任意のコマから3〜4フレーム進めると、ちょうど目的のフレームでつなぐことが出来ます。
今やこの手の編集はパソコンでチャっチャか出来ますし、イフェクトもかけ放題ですもんねえ。

「映画の名場面集のエンディング」
先に書いた「人が死んでばっかりの名場面集」につけたエンディングです。第九がとにかく好きだったので、あらゆる音を脳みそに叩き込むまで聴きこみました。どれだけ映像とシンクロさせるかと、どこで外すかということばかりを考えていたように思います。個人的には『ダイ・ハード』の”ハンスが金庫の前で腕を組むショット”の入れどころが気に入っています。