男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

デッド・カーム

グレイム・レベルのデビュー作なのかな?

とにかく色んな人物のハリウッド進出のきっかけになった『マッドマックス』シリーズのジョージ・ミラーが製作した傑作のサントラがプロモ盤で売られていたので購入しました。

思えば初めてこの映画を観てから十何年経ってしまっていますが、当時からずっと欲しかったサントラが入手できるとは感慨深いものがあります。

未訳だった原作『絶海の訪問者 (扶桑社ミステリー)』も翻訳されたりして、地道に認知はされてきているようですが、足がかりにしてハリウッドに進出した監督のフィリップ・ノイスも、このサントラを担当したレベルも最近では何だか地味な存在になってしまって、結局カルトっぽいポジションに逆戻りという感じでしょうか。

もっとも、ニコール・キッドマンだけは今ではオスカーまで受賞した大スターになっていますが。

舞台は海の上の二つの船だけ、登場人物も3人だけという限定されたシチュエーションで展開される極上のサスペンスは、この個性的で燃えるサントラ同様色あせないですが。