男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

悪魔の追跡 [DVD]

予約していたのを忘れていましたが、先日ポストにフと入っていました。ユニバーサルのカルト・シリーズとかが初発売にも関わらず1500円とかの良心的な値段だったせいで、この映画もいきなり廉価版だと思っていたらちゃんと3990円もしてやがりました。

この映画はかなりトラウマになっていて、宗教集団などにアレルギーがある一番の理由かもしれません。ははは。

エクソシスト』によって始まったオカルト・ブームと、すでにスタンダードになっていたと思われる『激突!』の”フとしたきっかけで何かに追われる”プロットを基にした発想だと思うのですが、その”何か”に邪教集団をチョイスした事がこの映画をカルト化している最たる要因。それぐらいこの邪教集団の儀式を目撃して追われるというプロットは先進的です。

中でも白眉なのは中盤で立ち寄ったキャンプ場でのシーン。主人公の奥さんがプールに入っていると、周りの人たちが全員自分をじっと見ているので怖くなる。アレこそ邪教集団というアイデアがもっとも活きた激怖シーンですね。

もちろん後味の悪さも格別。