男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

インナースペース

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メグ・ライアン出世作で、ぼくもご多分に漏れず大ファンになったもんです。
この映画はメグ・ライアンデニス・クエイドが出会った映画でもあって(後に離婚しますが)、当時も今観なおしても「最初と最後しか共演していないのに……」という疑問が。まあ、この後すぐに再共演しているからそれで火がついたんでしょうけどね。

で、それも含めてこの映画は基本的にミニチュア化されたデニス・クエイドを注入された不幸人間マーティン・ショートが主人公なのが肝。当時も今も彼に感情移入しちゃいますねえ。特にメグ・ライアンを好きになってしまうんだけど、彼女はデニス・クエイドの元恋人で、どうってことも無く最後はくっついちゃうんですよ。せっかく冒頭で別れてるんだから、マーティン・ショートとくっつくっていう展開もありなだけにかわいそうでたまりませんでしたね。しかも中盤でメグ・ライアンの体にデニス・クエイドのポッドが移って、自分の赤ちゃんと対面するというシーンを作るためだけに二回もキスするんですからたまりません。メグ・ライアンも満更じゃない顔してたくせに!

まあ、マーティン・ショートがダメダメな男から、だんだんと強い男になっていく構成は凄くいいんですけどね。

HDクオリティとしては二昔前の映画なのでそれほどの綺麗さは感じられないですが、CGの無い時代での体内のVFXはかなり見ごたえたっぷりで、そのあたりが非常に鮮明に観られるのはすばらしいです。