男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

ミュート・ウィットネス 殺しの撮影現場 [DVD]

96年は他にも『エグゼクティブ・デシジョン』(10thアニバーサリー・エディションとか出せよ!)や『インデペンデンス・デイ』そしてこの映画と非常に実りのいい年だったのを覚えています。あれから10年も経っているなんて勿論信じていませんが、まあ久しぶりではあります。

この映画をどうしてビデオなどで観直さなかったかと言うと、たった一つ「シネスコじゃない」からです。この映画のサスペンス描写は殆どシネスコ・サイズの画面を使ったものだからです。なので、シネスコ以外のサイズで観たら絶対面白くないはずです。

もっとも観なおして見ると意外に音楽がチープなのが残念でしたが……
面白いことは確かです。

ボクはとにかくねちっこく細かくシーンを描写するのが大好きなのですが、この映画の前半部分は凄まじいです。延々と窮地に立たされるヒロインに対するサディスティック感覚は秀逸の極み。

アンソニー・ウォラーはその後あんまりパっとしませんが、もう一度頑張って欲しいモンです。