めぐり逢えたら

『恋人たちの予感』の脚本を書いているノーラ・エフロンが監督デビューを果たした、こちらもメグ・ライアンのロマンチック・コメディです。今観るとトム･ハンクスが若くてビックリしました。あんまり変わらないイメージだったのですが、やっぱり人間ってのは老けているんですね。でも、現在のハンクスは青臭さが抜けていますね。
HDとしては幾分ぼんやりした感じですが、メグ・ライアンの顔面が結構疲れ気味なのが分かるほどに解像度は高かったです。劇場で観たときにはメグ・ライアンの顔ばかり観ていて話がイマイチはっきり分からなかったのですが、今回もやっぱり分かりにくかったです。多分ノーラ・エフロンが人物の描き分けをキチンとしていないからじゃないかと思うのですが……
でも、ファンタジーといってもいいほど現実味の無いストーリーはメグ･ライアンの持ち味がしっかりと活かされて面白いです。