男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

ガタカ [DVD]

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かなり久々に観直しました。ボクは燃えるような映画に関しては直ぐに何度も何度も観直して身体に叩き込むのですが、感動した映画はそのまま余韻を反芻して、あまり観なおしません。この映画もマイケル・ナイマンの音楽が凄く良かったとか、海を泳ぐ兄弟を俯瞰でとらえたショットが凄く印象深かったとか、ジュード・ロウが凄く良かったとか、そういう記憶と共にトータルで物凄く感動したことが印象に残っていました。

今回WOWOWでHD放送されたのを機会に観直したのですが、またまた大感動してしまいました。

元々主人公同様宇宙への憧れが強いので、感情移入が激しかったのですが、それを抜きにしても「遺伝子なんかで自分の可能性を決められたくない」「後戻りすることを考えなかったら全力が出せる(=可能性が無限に)」などなどのいいたいことが、ストレートにまじりっけなしに心に響いてきます。

シネスコを広々と使った、”大画面での鑑賞を前提”としている画作りも凄く好きですし、センスの良い美術関係も素晴らしい。

あと、やっぱりラストの見逃す場面!!

泣ける!!

追記:

主人公がジュード・ロウ演じるユージーンに成りすますためには身長が5センチ足りないと言うシーンがあるのですが、あそこは全く説明描写がないのに(辛うじて眼球の動きぐらい)、イーサン・ホークが「だめだ」と言う場面で観客が同時に処置の方法に気づいて血が引く名シーン。あれだけ説明を省くのはイーストウッドも言っているように観客を信じているからこそ出来る演出!