男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

キング・コング プレミアム・エディション [DVD]

特典ディスクの「続・製作日記」は途中までですが、ボクの大好きなポスト・プロダクションがメインなので大変面白いです。ピーター・ジャクソンが終始ソファに寝転んだ状態なのが相変わらずで面白いです。

本編を吹替え版で鑑賞しました。

188分という長尺を二層とはいえ一枚に収録しているので、高画質!という印象は受けませんが、思ったほど悪くないという感じです。音声も英語・吹替えそれぞれ5.1chのみですし、かなり切り詰めて収録されています(なのに車のCMとかが入っている辺りが哀しい大人の世界)。

まあ、購入している人が大体年末に出るはずのSEE版もしくは、HD-DVD版でも購入するでしょうから、これはそれまでのツナギという感覚ですので、それほど画質などに目くじらを立てるものでもないと思います。

本編は劇場以来ですが、やっぱり無茶苦茶面白いですね。

恐竜大バトルから続けざまに虫虫大行進に至る中盤は狂ってると言っていい構成。あれは絶対おかしい。

今回時間を測ってみると2時間15分でN.Y.に舞台が移るので、現代の娯楽映画だと通常の長さで髑髏島編までがちょうど終わっているようです。『エイリアン2』に時間配分が似ているような感覚も受けます。

N.Y.編は全編涙腺が緩みまくりなのですが、要所要所で燃える展開と演出が挿入されながらも、それすら涙腺を緩ませる効果を生み出すのはなかなか斬新な感覚です。それぐらいラストへ一点集中のように構成されているからなのかもしれません。

ただ、ラストのコングの目から生命が消える驚愕のCGIは、テレビ画面では全く効果が出ておらず、大画面での鑑賞を前提としていることがよく分かります。エンパイア・ステート・ビルのくだりは全編そういう画面だらけなのですが……

やっぱりブラウン管だと画質は良くても画面の大きさに限界があることを痛感しました。150インチ台のプロジェクターがいいよなあ。次世代メディアでは。