男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

映画秘宝3月号

ベストテンは一位『キング・コング』、二位『宇宙戦争』ということで納得の順位でした。

本編をまだ観ていないので読めないのですが、『ミュンヘン』特集はかなりよさそうです。

併せて収録されている尾崎一男さんの「スピルバーグヒストリー・オブ・バイオレンス」にはかなり共感! 見事に言いえている箇所も多くてお勧めです。

  • JAWS』から既に残虐だった。
  • シンドラーのリスト』でタガが外れて、『プライベート・ライアン』で頂点に達した残虐描写。
  • 撮影監督カミンスキーの功績。*1
  • 残虐ギャグに関する指摘(これはかなり重要)。

等など。大変素晴らしくまとめられています。

中でも唸ったのは『宇宙戦争』に対するコメント

9.11の映像的リアリティにドン・キホーテのごとくひとりで立ち向かい、見事に現実を凌駕する衝撃度とカタルシスをもたらしたスピルバーグの功績はあまりにも大きい。本作と『ミュンヘン』を同じ年に制作・公開してしまう絶倫ぶりにただただ唖然

しびれるほど端的にまとめられた『宇宙戦争』に対する賛辞です。

*1:ミュンヘン』は『マイノリティ・レポート』以来のシネスコサイズだそうです! 期待大!!