男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

水曜どうでしょう

北海道ローカルで放送されたにも関わらず、その話題はかなり耳にしていました。
ローソンのみとはいえDVDを購入することも出来るということなのでまず一枚目の「ベトナム縦断」を見てしまったら、もうやったら面白い。この面白さは子供の頃や学生時代に友達や仲間と調子にのって遊びまわっていた時のことを思い出させます。
普通その手の面白さは内輪ウケに陥りやすいのですが(いや、実際かなりの部分で内輪ウケなんですが)、個人的にはほとんどそれで引くようなことはありませんでした。これは恐らくこの番組でメジャーになった(?)メイン出演者の一人*1である大泉洋の魅力なんじゃないかと思います。
勿論極めてセンスのいい編集や演出も効果倍増です。もう笑っちゃうぐらい出鱈目な企画が連発するのですが、とにかく妙に面白いのだからたまらないです。

で、今回二枚目である「サイコロ1」をのぐちが購入したので早速二人で鑑賞。

案の定でたらめに面白かったわけです。

番組としても一番最初の企画がこれで。サイコロの目で行き先を決めて、北海道へ帰る目が出るまで日本中を右往左往するだけ。これが最高で、以下番組のメインになる企画のようです。

この番組は映像作品の快感原則の一つと個人的に思っている、「時間の飛躍(または省略)」が多用されるので、旅している当人は苦痛以外の何物でもないはずの自由席で9時間とかの描写がポンっと省略されるのがたまらなく好きです。そのポンぶりが笑いになり、なおかつ大泉洋の不愉快極まる表情への豹変振りが実にコメディの原則に則っていて笑えるんですね。

ホントに編集のセンスがいいです。

*1:といっても、出演者はあと一人しかおらず、それは大泉洋の所属しているプロダクションの社長です。ただ彼も素晴らしくいい味だしまくり。加えててディレクターの人も声だけですが立派な出演者として機能しています。これも普通引くはずなんですが何故か気にならない。