男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

新世紀エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを、君に

劇場版としてのバージョンで観るのは、劇場以来かもしれません。ビデオ版のバージョンはしょっちゅう観てましたが。久々にグルグル回るイキなローリング・タイトルを観ました。劇場でこれが始まったときは、「またつづきで終わりかよ!!」と劇場中が恐慌状態に陥ったのを覚えています。まあ、本当のラストを「劇終」だけでブツっと終わらせるための手法だったわけで、ちゃんとその後で最終回が始まった訳ですが。

まごころを、君に」は結構久々に観直しました。まあ、途中途中で新興宗教っぽいグルグルやらなにやらが出てきたり、実写映像が流れる辺りは相変わらず引きまくるわけですが。

イデオン発動篇」と同じようなテーマだったり、同じような公開方式だったにも関わらず、全く観た後の感想が異質なのは、結局敬遠ばっかりで逃げてしまった(と敢えて言いますが)庵野監督と、全力投球で剛速球を投げつけてきた富野監督の違いと思います。ボクは断然富野監督の志を支持しますが、エヴァンゲリオンAirまではかなり好きです。(設定資料を見る限りでは、剛速球にしようとは思っていたみたいですけどね。貞元版のコミックが期待できるかもしれませんね)

それにしても「Air」の弐号機が復活してからの大活劇は燃えますねえ。カメラが衝撃でグワングワンぶれるのを表現したり、コクピット内のアスカが慣性と遠心力で身体を振られまくる演出は素晴らしい。巨大なモノ(ロボットにしろ怪獣にしろ)の肉弾戦をあれだけ体感させる演出は他にあまり観た事がありません。