男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

キューティ・ブロンド★★★1/2

今回もアメリカ学園モノを目当てにWOWOWで録っていたものを鑑賞。

大当たりでした!

ブロンドでプロムクイーンの主人公エルが、外見と家柄でしか相手を判断できない彼氏に振られ、一念発起して彼氏の進学したハーバード大学ロースクールへ。

この進学するための七転八倒がメインストーリーだとばかり思っていたのですが、なんと映画が始まって10分ほどで入学に成功。

この作品の肝は、外見はブロンドで頭が足りないと自他共に思っている主人公が、実は秀才であることです。しかも、秀才なだけじゃなくて性格もすこぶるよくて人望もあり、「ネグリジェのモデルになるのが夢」と言うのがギャグである上に、実はそのスキルが中盤からの法廷劇(!)で抜群に機能する素晴らしい脚本。

全編コメディタッチで突き進むのですが、ノーテンキなだけではなく人情がらみのエピソードがてんこ盛り。見る前はかなり軽く考えていたのですが、はっきり言って大傑作。

だって、いきなりシネスコですからね。

加えてこの映画キャスティングが目も覚めるぐらい完璧。どの役柄もバッチリはまっているのはそれを観ているだけで幸せな気分になれます。

弁護士の助手としておいしいところを持っていくのが、オーウェン・ウィルソンの弟ルーク・ウィルソン。彼はホントに兄貴とまったく入っている血が違うんじゃないかと思うような知的な雰囲気。オーウェンともども自分がどう見られるかを自覚しきった仕事選びでいつもこの兄弟の仕事は要チェックさせられます。


まあ、ここまで書いておいてアレなんですが、実はボクはこの映画にまったく別のベクトルの力を働かせてしまいました。

最初はヒロインの彼氏を奪って、意地悪三昧の性悪女と思わせて中盤から見る見る共鳴して親友になっていくヴィヴィアンを演じたセルマ・ブレアという女優さんにゾッコンほれ込んでしまったんですね。

いやあ、相当の美人でですね。知的で芝居が巧くて無茶苦茶いいんですよコレが。

↑無茶苦茶綺麗ですよ!

http://members.at.infoseek.co.jp/selmablair/

こちらのファン・サイト(日本で数少ない?)はかなり詳細な情報と、彼女の情報がたっぷりたって楽しませていただきました。

ネットでも画像をいっぱい探していたりと、すっかりファンになってしまっています。

とりあえず、「クルーエル・インテンションズ」と「キルミーレイター」は早速観たいと思います。