男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

世にも奇妙な物語 映画の特別編

「雪山」★★1/2

公開された時にちょっとその筋では話題だった。

で、これはまんま都市伝説で有名な「山小屋」の筋を使っているんですね。まあ、それはいいんですが、DVカメラの液晶ビューを裏返してのビジュアルが「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」だったりと、借り物のイメージがちょっとマイナス・イメージでした。
雪のシーンで「2001年宇宙の旅」の木星到着シーンで使われた現代音楽(タイトル失念)が、気持ち悪く流れて効果的だった。まあ、もともと気持ちの悪い音楽だから、これもまあイージーな引用かもしれないけど。

ただ、何となく気味の悪いイフェクトなどもあって出来が悪いわけではない。

「携帯忠臣蔵★★

日本のこの手のショートでは、「ミステリー・ゾーン」でのマチスンやサーリング脚本のような、「うお!!」というオチが味わえないのが淋しいが、この作品も例に漏れずオチは「フーン」という感じ。

コメディなんだろうけど。

「チェス」★★1/2

星護監督は古畑の第一シーズン第一話(中森明菜編)で、いきなり「影だらけ」の個性的な演出を炸裂させてしまい、テレビ向きじゃないってことで干され気味の監督です。独特の映像センスは映画のフィールドで遠慮なく振る舞われていますが、これもまたちょっとオチが…

でも、主人公の妻役で登場した岡本夕紀子は可愛かったです。

「結婚シミュレーター」★1/2

幕間のタモリのシークエンスは三谷幸喜が書いているようですが、相変わらず微妙に不調なのがどうも残念でした。


やっぱりこの手のショートはオチが命なんじゃないかなあと思いました。