男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル★★★

いやあ、ボン・ジョビの「リビング・オン・ア・プレイヤー」と、MCハマー(何気にネタバレでしたので、反転しました)に大笑いしました。選曲が強烈に良かったなあ。

作ってる側の楽しさがダイレクトに伝わってくるので、観てて幸せな気分になる。が、そのせいでデミ・ムーアのくだりは観ているこっちまでしんみりしてしまう。キャサリン・ゼタ・ジョーンズだったらしっくりきたのかもなあ。

新春かくし芸大会における井上順の映画パロディ(「インディ・ジューンズ」「ダンディ・ハリー」)が大好きだった人間としては、こんな大掛かりに映画のパロディを連発しながら、しっかりと独自のカラーを打ち出している事に感心する。

ただ、前作は犯人側の目的がハッキリとしていたのに対して、今回はデミ・ムーアの目的が分かりにくかったような。あと、仲間が全然いないので3対1みたいな感じで同情も誘われます(こういう部分でもデミ・ムーアが出てくるとしんみりする)。

取り合えず楽しくて幸せな気分になれて、この映画本来の目的は十二分に堪能できた。