男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『ミッション:8ミニッツ』を観ました。

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ブルーレイで観直したのですが、劇場で観た時とは違って「こんなにテンポが早かったんだな」と。逆に言えば劇場で観ているときはストーリーに没頭していて、すべてのエピソードが濃厚に感じられていたんでしょうね。文字通り「時間」というものが「脳」の情報処理と密接に結びついているのを体感できる感じです。

中盤に「何度も繰り返している」という省略演出があるにせよ、基本的には一つ一つの「8分間」で事件の真相に近づいていくというのが基本のプロット。とは言え、この映画の素晴らしいところは、クライマックスが「事件解決」後に訪れる「最後の8分間」であるというところでしょうね。

ここでも、感動的なストップモーションの使い方が初見時とまったく時間の感覚が違っているのに驚かされました。映画は繰り返し見ることで楽しみが増しますが、やはり初見時の感動と濃厚さは「人生で一度きり」。これは何事にも代えがたい大切な記憶なんですよね。


放っておくとTSUTAYAの発掘良品扱いになりそうな隠れた名作。はやくブルーレイにしておいたほうがいいよ。