男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『ダークナイト』

横浜ブルク13に改装オープンしたデジタルIMAXのオープニング上映に行ってまいりました。

デジタルIMAXとはいえ『ダークナイト』のIMAX上映はやはり最高ですなあ。


こちらの特典ディスクにIMAXフルサイズの映像が収録されています。

『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』★★★

超ハードな一年戦争サイドストーリー

殆ど予備知識のないまま観たのですが、連邦側にもジオン側にも肩入れしない、やるせない戦争の辛さが描かれていて重かったですねえ。それでいてモビルスーツによるスナイパー戦とかどんだけ盛り上げるんだよという感じでw


愛してやまないこの作品を思い出しましたよ。

『マネー・モンスター』★★★

ルーニーを演じさせたらクルーニーの右に出る役者はいない

ジョディ・フォスターが監督としてジョン・バダムのような「職人監督」的手腕を発揮した快作。上映時間99分という手際の良さも秀逸。「ジョージ・クルーニーがテレビの生放送中に誘拐」というプロットそのものが完璧すぎて、実際の作品がそれに対抗できるのかという不安要素が高かった作品ですが、ジョディ・フォスターをはじめとするハリウッドの職人的レベルの高さを見せつけるような作品に仕上がっていて大変満足度が高かったです。『崖っぷちの男』みたいなこういうシンプルプロットの一幕物を作らせてもハリウッドは手堅く作るんだから大したもんですよね。しかもちゃんとお金をかけていて安っぽくないという。

主人公のテレビディレクターを演じるジュリア・ロバーツも大変安定感があって作品に説得力をもたらしています。ジョディ・フォスターがやってもいいんじゃないのと観る前は思わせますが、実は相手がジョージ・クルーニーなので、これが実はけっこうねりこまれたキャスティングだと分かります。ジョディ・フォスターだとクルーニーと好い仲という設定がブレるんですよね。

キャスティングの大切さという意味では、今回のクルーニーは完璧じゃないでしょうか。

ヘイル、シーザー!』がクルーニー映画としてもなかなかの傑作だったことを考えると、今年は「クルーニー映画」の当たり年と言ってもいいかもしれません。それぐらい今作のクルーニーによるクルーニーのクルーニーぶりには常に笑顔がニタニタとクルーニー顔になってしまうほどのクルーニー感が横溢した素晴らしさでしたからね。

ホント出てるだけで映画が華々しくなるんだから、こういうのが本当のスターなんでしょうねえ。


人類に大きな希望を与えてくれるポートレートですな。クルーニーだって生まれた時からクルーニーじゃないんだ!