『レヴェナント』★★★
<TOHOシネマズ新宿スクリーン1>
4K映像の衝撃
アカデミー賞3年連続受賞という偉業を成し遂げたエマニュエル・ルベツキによる「自然光だけの撮影」が、なんと4Kマスターで上映されるということで、TOHOシネマズ新宿のスクリーン1で観てきました。このスクリーンは忌まわしきMX4Dのスクリーンから物理的に離れていますので、不愉快な振動に悩まされることなく4K映像を堪能できました。
『ブリッジ・オブ・スパイ』でも衝撃を受けましたが、やはり4Kマスターの映像は格別素晴らしく、観ていてそれだけで満足感を得られる凄まじいものでした。加えてルベツキのヤローがコレでもかコレでもかと顎がはずれるような映像を叩きつけてきますので気の休まる隙がない。
とはいえ、やはり監督のイリャニトゥとは合わないようで、最終的にはそれほど好きな映画ではありませんでしたという、身も蓋もないレビュー。