男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『ジャッジ 裁かれる判事』★★★

amazonインスタントビデオ『ジャッジ 裁かれる判事(字幕版)』

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いやあ、侮ってたなあ。いや、途中までは「いいじゃん」と言う感じで、寝そべった感じで観てたんだけど、終盤でいきなり背筋を伸ばさざるを得ない事に

あの廷吏? 黒人の職員の人の名前を思い出せない伏線があんな形で使われるなんて!!

全編「やったらと撮影がいいなあ」と思ったら、まさかのヤヌス・カミンスキーだった。スピルバーグが仕事してないから空いてたのかもしれないけど、ビリー・ボブ・ソーントンと共に映画の質を明らかに底上げしてた。

贔屓のヴェラ・ファーミガがド安定のキャラをキチンと演っているのも実に嬉しかったなあ。最近は映画のスタッフとかキャストもあまり前もって知らなくなっているので、観ていて驚くのが楽しい。「おお! ヴェラ・ファーミガかよ!」と。ビリー・ボブ・ソーントンも嬉しかった。

しかし、まさか21世紀にもなってこんなに連続してヴィンセント・ドノフリオを観ることになるなんて、高校生の時にフルメタルジャケットを観ていた自分に教えてやりたいよw まあ、世の中には一年に3本もドノフリオ映画を観た人間もいると聞くし。自分はまだまだだな。

裁かれる判事が1日経ってジワジワきてる。満点の映画じゃないんだけど、良い映画なんだよねえ。それって結構すごいんじゃないかなあと。ドラフトデイもそうだけど、ハリウッドってそういう映画を作れるのが強みだよなあ。監督(作家)という存在が希薄なのは実は凄いんじゃないかと。