男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『ドキュメンタリー猿の惑星のすべて』

猿の惑星:創世記』が抜群に面白かったので、密かに『猿の惑星』ブームが自分の中で起こっています。早速オリジナルを観直そうかと思ったのですが、テレビ東京午後のロードショーで放送されるそうなので、吹き替えの確認のためにも本編はそちらで観直そうと思います。

じゃあ、というわけでオリジナル『猿の惑星』のメイキングである、『ドキュメンタリー猿の惑星のすべて』を観直しました。

20世紀FOXはDVDの最盛期にアルティメット・エディションと銘打って数々の名盤を出してきましたが、オリジナルの『猿の惑星』のアルティメット・エディションも凄まじかった。本編ディスクだけでもジェリー・ゴールドスミスの音声解説(!)やキャストによる音声解説、そして研究本の作者による字幕解説がついている。吹き替え音声はなんと最初期のLDに収録されていた「二ヶ国語版」の音声を収録。

そして、目玉である特典ディスク。こちらに収録されている『ドキュメンタリー猿の惑星のすべて』が実に見応えのあるメイキングなんですよ。コーネリアスを演じているロディ・マクドウォールが、ピーター・ビンセントよろしくホストになって作品を振り返る。アーサー・P・ジェイコブズの立身から始まるあたり、キチンとこの作品が彼の企画によってなりたっていることにキチンと言及している。テストフィルムからインタビュー、当時の記録映像などなどをふんだんに盛り込み、2時間6分という長尺をグイグイ進めていきます。

他にも貴重な映像がてんこ盛りなのですが、ブルーレイ版にはこれらの特典は一切収録されていないそうです。残念。