男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『マッドマックス怒りのデス・ロード』IMAX3Dリバイバル

アカデミー賞ノミネーション&キネマ旬報1位記念&映画秘宝1位記念なんでしょうか、今月末から来月にかけて各地でリバイバル上映が催されるようです。

先日ブルーレイでイモータン・ジョー様の信者になったばかりのウォー・ガールこと、わたしの妻が「やっぱりスクリーンでも観ておきたい」ということで、これは幸いと初日にTOHOシネマズ新宿のIMAX3Dで観てきました。

わたしは本公開の初日にこのIMAX3DとATMOS3Dのハシゴをしたので、IMAX3Dで観るのは二度目です。


以下Twitterからの採録


IMAX3D 3Dと大音響で観ると、クライマックスのフィリオサの「復活」シーンの出来の良さがモロに伝わってくる。頭ではなくて魂に訴えかけてくる。「迫力がある」のもスクリーンで観る重要なメリットだけど、その「迫力」が演出に直結しているのが最高なのだ。

IMAX3D フィリオサ=シャーリーズ・セロンの顔面力からの眼力という流れが3Dによってことさら強調されているのも大きい。「絵」の生み出す力を何フレームで刻むのか。それを3D大画面を前提に組み立てている感じ。2Dやモニターでの鑑賞とは別次元。

IMAX3D レコードやCDで交響曲を聴くのと、生のオーケストラで聴く違いに近い。モニターで何度も観た映画を映画館で観るのは極めて現代的な研究へのアプローチになる。


というわけで、やはり『マッドマックス怒りのデス・ロード』のは劇場の大スクリーン&大音響での鑑賞を前提に作られている事を再確認。そして改めて3D効果もかなり演出として取り入れられている事もわかるので、『ゼロ・グラビティ』や『ザ・ウォーク』同様、「アレを映画館で観たことが自慢になる」映画の一本でしょうね。