男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『トゥモローランド』★★★1/2

予備知識無しの鑑賞。そして大満足!

TOHOシネマズ新宿のIMAXに初めて行ってきました。

改築のとしまえんとは違って、最初からIMAX用に設計されているので、体感の大きさや見晴らしの良さ、そしてサウンドと、思いっきり素晴らしいスクリーンでした。電車ですぐの圏内にこういった劇場ができてくれて本当に嬉しいです。

映画は笑ってしまうぐらい予備知識のない状態で観てきました。事前に知っていた情報は

1.ジョージ・クルーニーが出ている。
2.ブラッド・バードが監督
3.マイケル・ジアッチーノが音楽
4.ウォルター・マーチが編集

以上。

なんと個人的に上映時間も知らずに観たのは驚きでした。本の厚さも分からぬまま読書ができる電子書籍時代のような感じだ。

そして、なによりも不思議な感覚だったのは、「ジャンル」すらわかっていなかったこと。結果的に事前じ得た情報とは違うジャンルだったという事はあるけれども、そもそも知らないというのもなかなか無い。まるで小学生の頃に手当たり次第に映画を観ていた時のような感覚。

果たして本編は、ボクが個人的に大好きな「少年少女向けSF小説」そのもののような素敵傑作でした。

ところどころいびつな部分も見受けられるのですが、「物語」の持つ精神性と、吹き出すほどカートゥーン感溢れるギミックの数々など、どれも個人的なツボを突かれまくりで、終始ニヤニヤしっぱなしでした。

なんといっても、「少女型ロボット」が出てくるだけでも満点ですからね。ボクの中では。

超オススメです。