『ゾンビ・マニアックス』を読みました。
ゾンビ好きなら絶対に読むべき
読みたくて読みたく仕方なかったので、やっとページを開いたら一気通読w
ロメロのゾンビが大好きなら、こんな本たまらないに決まってる!
舞台のモンローヴィルの詳細な紹介も最高だし、ゴブリンと同様にアメリカ公開版で使用されて最高の効果をあげている既成音楽の紹介もとにかくたまらない情報がてんこ盛りでした。
中でも興味深かったのは江戸木純さんの日本版ビデオ&LD発売に関する記事。ボクは最初に見たのがこの時のビデオなので、「アメリカ公開版」原理主義者ですが、アルジェント版が日本公開版であり、それを愛している人にとっては、あれは「冗談じゃない」っていうバージョンでしょうねえと思いました。ちゃんとダリオ・アルジェント版が発売される可能性もあったことが驚きです。逆に言えば、(思想的理由はないにしろ)よくぞアメリカ公開版を発売してくれたなと思いますけどねw
いずれにしろ「刷り込み」ってのがあるわけで、人間最初に観たバージョンがベストなんですよ。はい。
この本は『ゾンビ』以外の『ナイト…』や『死霊のえじき』にも多くのページを割いていて、三部作が大好きな人間にはこたえられないごちそうでした。
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今の人には、ロング・バージョンやアルジェント版が普通に観られる状況の凄さが到底理解できないんでしょうねえ。東京ファンタのオールナイトで二本立てしたときの興奮は今でも忘れられないですよ。あの大騒ぎが好きなファンタの観客が「食い入るように固唾を呑んで静かに見続けていた」んですからw 上下のマスクがないスタンダード上映だったのも実はすごく貴重だったんですよ。しかも、同時上映された『デラモルテ・デラモーレ』も傑作だったんですよねえ。
Trunk (2004-06-08)
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上述の既成音楽のサントラ。でもこれ最後のピーターが自殺やめて「やっぱり逃げるぜ!」っていう時の音楽が入ってないんですよねえw
これねww
Cinevox Italy (2013-04-26)
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言わずと知れたゴブリンのサントラ。あの不気味さと燃えがなければ『ゾンビ』があそこまで中毒性のある作品になることは絶対になかったでしょうね。
まさかAmazonインスタント・ビデオで観られるなんて!
『死霊のえじき』まで!