男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『ゼロ・グラビティ』3D日本語吹き替え版

字幕のない快適さ

全国1億人のゼログラーの皆さんこんばんは。

本日はイオンシネマパスポートを使って(3Dだから300円足したけど)、3D吹き替え版を観てまいりました。


3DはイオンシネマなのでReal3Dシステム。メガネ人間にはすこぶる快適なクリップオンタイプを使ってその点ではIMAXの巨大メガネよりは快適。まあ、あれはあれで宇宙服のバイザーを疑似体験しているような感じもするのでいいんですがw

3Dに関してIMAXと比較するのは野暮なのですが、当然没入感は劣ります。サウンドもこの映画特有の「振動」によるサウンドイフェクトが大きく欠如している。「体感」することが演出の要素となるこの映画では大きなマイナス要素でしょう。

じゃあ、面白くなかったのかと言われると、答えはノー!

二回目でもブッチギリで面白かったですし、ストーリー上のハラハラドキドキが収まった分、細かいディティールや驚異的なカメラワークなどなどをタップリと堪能することが出来ました。

日本語吹き替え版による深見梨加さんと小山力也さんはともに素晴らしく、特に中盤以降ずっと一人芝居を続ける深見梨加さんには感動させられます。そして、クルーニーといえば定番の小山力也さんも安定のクルーニーぶりで、これはもう他は考えられないキャスティングですよね。バウワー以降の常に荒ぶっている小山力也さんにんはちょっと不安もあったんですが、そこはキチンと落ち着いた世紀の伊達男であり、宇宙一の兄貴をキチンとやってくれていました。

それにしても、見れば見るほど宇宙服を着込んだクルーニー兄貴はバズ・ライトイヤーにしか見えない。トイ・ストーリーを実写化する時は是非トム・ハンクスと共演してやってほしいね。


また、すでに字幕版をご覧になっている方の大半が思っているでしょうが、この映画に字幕は非常に邪魔です。特に3Dだと邪魔以外の何物でもない。それがないだけでも画面への集中力が格段と高まり、是非ともどちらの鑑賞もおすすめします。願わくばIMAX3D版にも吹き替え版が用意されるといいんですけど。

もっといえば、やはりシドニーの世界最大のIMAXで字幕なしのオリジナル音声のまま堪能したいのが正直なところ。


ああ、『タイタニック』以来のシドニー行きたい病がwww


しかもこの映画91分ですからね。タイタニックよりも二倍観ることができますし。


次は2D字幕版を観にこうと思っています。2DだとISS大破シークエンスはいったいどうなるのでしょうか?

そして、もうすぐグランドオープンする幕張イオンシネマでのドルビーアトモスでの上映も大変楽しみです。

全国2億人のゼログラーの皆さん。吹き替え版もぜひ観に行きましょう!(って、最近の劇場は吹き替え版の方が多いぐらいなんですよね)