プログラム42『マジック・マイク』★★★
TSUTAYAで先行レンタルをしていたので鑑賞。
今年は殆どの人が気づかぬまま、空前のチャニング・テイタム祭りが日本を席巻したのですが、こちらはソダーバーグと(これも誰も気づいていない)テイタムのコラボレーションの一本です。
観る前は派手派手な歌って踊るコメディタッチの作品かと思っていたのですが、これが意外に男性ストリッパーをめぐる悲喜こもごもの悲哀に満ちた業界映画だったので驚かされました。
ぶっちゃけそんなに面白い映画ではないw
もちろんテイタムをはじめとするストリッパーたちのダンスは非常にスタイリッシュかつ燃えるんですが、ソダーバーグがつねに「ソダーバーグ演出」を全開にしているので、結局温度の低いいつものソダーバーグ映画になっています。もちろん監督しているのだから作家性が色濃く出るのはそれでいいと思うのですが……
まあ、そういう御託はどうでもよくて、結局この映画で観るべきポイントはずばり
近年映画界はマシュー・マコノヒーを中心に回っていると言っても過言ではないんですが、実際に目の当たりにするとその事実がまざまざと実感できます。
マコノヒー最高!!!!