男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『ハンガー・ゲーム』が日本では秋に公開だそうな

歴代三位のオープニング成績を叩き出し、シリーズもの以外ではトップというメガヒットになったジェニファー・ローレンスの『ハンガー・ゲーム』。日本では角川配給で秋に公開ということのようです。原作の三部作はこの映画の原作である第一部しか翻訳されていない上に現在は品切れ状態。おそらく角川が三部作を一気に出版するんでしょう。

ハンガー・ゲーム
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メディア・ファクトリーも現在は角川傘下ですから、なんにも問題なさそうですし。

アカデミー賞にノミネートされたりして、もともと演技力に定評のある彼女ですが、『X-MENファースト・ジェネレーション』に続いて興行成績にも結びつくことを証明し、若手の中では頭ひとつ飛び出している感じがしますね。

(大好きなクロエは残念ながら興行成績にまったく結びつかないばかりか、「さげまん」といってもいいほどなんですよね……まあ、その不憫なところがまた萌えるんですけどね。ははは)

バトル・ロワイヤル』の盗作騒ぎとか色々言われていますが、元々もリチャード・バックマンスティーブン・キング)の『死のロング・ウォーク』がネタ元になっているのは明白なんですから、無意味な論争ですよ。

キングの小説の中どころか、今まで読んだ本の中でもかなり上位に来るショックを味わった本作。なんせ、友達の家に置いてあったのを何気なく読み始めたら止まらなくなって、「ごめん」と謝って、そのままそれを借りて家に帰って一気に読んだぐらいです。「ただ歩く」だけなのにこんな面白い小説が作れるのか!!! と、欝になるぐらいの衝撃でした。

・・・

監督のゲイリー・ロスは傑作『デーヴ』の脚本から贔屓の人でして、『カラー・オブ・ハート』や『シービスケット』などの監督作品も大好きです。しかし、こんな毛色の違う娯楽色満点の作品を手がけるとは思ってもいませんでした。いや、観たらちゃんとゲイリー・ロスらしい「丁寧」な仕事を堪能できるかもしれませんね。評判いいようですし。何と言っても個人的にはゲイリー・ロス久しぶりの監督作品として期待しています。

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アカデミー賞脚本賞にもノミネートされた傑作『デーヴ』。アイバン・ライトマンの演出も手堅いし、なによりゲイリー・ロスのハートフルな脚本が抜群ですよ。


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最初にトビー・マグワイアを認知したのはこの映画でした。この映画も勿論ハートフル。傑作です。