男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

プレミア化していた『ハロウィンExtended Edition』が廉価版で再発。でもDVD。

個人的には最初に観た『ハロウィン』が国内版ビデオだったので(これしかなかったんだから仕方ない!)、このバージョンに収録されている追加シーンには思い入れはあります。テレビ放送の際に残酷シーンをカットした代わりに尺を合わせるため追加されているんですが、続編におけるローリーとの因果関係(後付ですけどねw)への伏線にもなっています。

当時は続けて『ハロウィン2』もビデオで観たので違和感なくスムーズに観られた功績は大きい。

追加シーンも一応カーペンターが演出しているようですし、続編も脚本はカーペンターなのでお墨付きのロングバージョンではあるんですが(あ、ちなみにこちらのバージョンは残酷シーンもちゃんと収録されています)、やっぱり何度も観ているとオリジナルの劇場公開版が数段優れていると言わざるを得ません。

付け足された因果関係なんか無いほうが絶対にいいんですよ。

やっぱり「意味不明」に巻き込まれてこそ怖いんだと思いますよ。

それこそが『ハロウィン』が飛び抜けて素晴らしかった要因だと思いますし、後のスラッシャー映画とは違う部分だと思います。連続殺人鬼は「意味不明」でないと。