男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

宇宙戦艦ヤマト 第4話〜第5話

むちゃくちゃオモチャが欲しくなる。


と言うわけで、夫婦そろってのイスカンダルへの旅。まあ、まだ木星までですけどね。奥さんがしきりに

「一年しかないのに、26話しかないのにまだ太陽系からも出ないの!?」

と目を白黒させてます。

そう言われれば太陽系じっくりだよなあ。

今回の4話目と5話目。もちろん『ワープ』と『波動砲』の回です。

4話目なんて丸々『ワープ』だけに費やす贅沢な作りです。まずヤマトの魅力爆発である「説明」。いよいよ真田さんが活躍して参りました。でも、青野武さんまだまだ抑え気味なのが逆に笑える。この時点では明らかにまだ「説明役」にしか過ぎないんですよね真田さん。まさかあんなに大活躍するキャラになるとは。あれは間違いなく青野武さんの功績何じゃないでしょうか。ははは。

このエピソードでブラックタイガー隊が出動。あの音楽も当然ガンガンに鳴り響くと思いきや、いつものヤマト・マーチ。

「ええ!?」

と思っていたらCMの暗転。そしてCMあけに……


♪チャアアアアアアアン、チャチャ!!!!


キタアアアアア!!!

燃える。


そして、ボクのお気に入りである山本がボロボロになって帰還するサスペンスを経て、遂にワープ開始。

このワープなんですが、真田さんの説明によれば、

「失敗すればヤマトどころか、この全宇宙そのものが危ない」

と言う、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』ばりに危険きわまりない作戦。地球の危機どころじゃないと思うんですが、それぐらい焦るって言う伏線で。

「時間軸を表す平行線が交わる部分に上下に振られる光点が交わった瞬間にワープしないといけない」っていう前振りがまた強烈で。全宇宙の存亡を背負わされた島大介(ははは)の尋常じゃない緊張感が観ている方に厭と言うほど伝わります。あの光点のサスペンス作りは絶品です。無茶苦茶緊張します。

いよいよワープになったれば、全子供がフル勃起を経験した、例の必要性が全くない森雪のヌードが登場! 服→下着→裸と、子供心を強烈に刺激する演出に鼻血噴出。今観てもあれなんであるのか全くわかりません。本当にただのサービスとしか思えない。それともこの回の絵コンテに参加している富野監督のいたずらだっのか?


ワープのテストに成功して、火星で修理を終えたヤマトは一路木星へ向かいます。

ここでも強力な木星の引力にとらわれて大ピンチ。しかもメタンのガス(いや海と言ってもいいでしょうby真田さん)の中には浮遊大陸というオーストラリアに匹敵する、文字通りの浮遊大陸が。しかもどういうわけだかガミラスの前線基地があったりして油断も隙もない。

ここでは古代が存在を忘れられたら困るとばかりに唐突にコスモタイガーで出撃して、敵とちょちょいと空中戦したりしますが、メインは当然

波動砲

いよいよ全子どもたちが熱狂した、強力すぎる(カッコ良すぎる)究極兵器の登場。

もちろん伝説の『発射プロセスの段取り』が炸裂。

対ショック対閃光防御ですよ!!

浮遊大陸そのものを一撃で消し飛ばす異常な破壊力で、ヤマト自身もメタンの海に沈みそうになったりして大ピンチ。(この場面お風呂場で随分真似して遊んだもんですよ。「島! エンジンが焼けてもかまわんから全速で脱出だ!!」)


真田さんがとってつけたように「浮遊大陸まで破壊してしまう必要があったのだろうか?」的な警鐘を鳴らしますし、沖田艦長ですら「慎重に使わねばならない」とまで言わしめる波動砲



もちろんヤマトはここぞと言うときにぶっ放しますけどね!!


さあ、いよいよ太陽系編もクライマックスに近づいてきましたよ。次回は安彦良和の絵コンテで、『氷原に眠る宇宙駆逐艦ゆきかぜ!』っす!