男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

HDオーディオへの挑戦その2

ヤマハ DSP-AX763(B) DSP AVアンプ 7.1ch HDMI1.3a対応 ブラック

と言うわけで、AVアンプと各種スピーカーを設置しました。
久々だったので心身ともにボロボロになってしまい、終わったあとはろくに視聴もせずに眠ってしまいました。しかも起きたら胃炎が再発して寝たきり状態。むうう……

やっと昨日辺りから元気になったので色々と観てみました(聴いてみました)。

と、その前にヤマハ DSP-AX763(B) DSP AVアンプ 7.1ch HDMI1.3a対応 ブラックについてアレコレ。

スピーカーを接続してから期待のオートセッティングをしてみました。ノイズや信号音が各スピーカーからそれぞれ自動的に鳴って調整されていくのはなかなか楽しかったです。センタースピーカーの+−を逆につないでしまっていたのも指摘してくれましたし……
実際に色々と再生してみると、リアの音がボクの好みよりおとなしかったので、マニュアルで少しレベルを上げました。
YAMAHA自慢の各種音場再現を色々試しましたが、映画に関しては基本スタンダードでいいかなと思います。もちろん映画によってはアドベンチャーなども面白い効果があるので楽しめますが。5.1chの7.1ch化にはちょっと説明書が分かりにくくて、PCMマルチを受けたときにパラレルでサラウンド・バックも鳴らすにはデコードの設定でプロロジック2xにしておく必要がありました。最初は2chソースの時に有効みたいな書き方だったのですが、色々読むと別の設定画面があってそちらで設定をしないといけませんでした。また、PS3のメニュー画面やまいにちいっしょなどの入力は7.1chになっているので、そこもちょっとよく分からない。本体のディスプレイに写っているそれぞれのスピーカーのマークが、”入力ソース”をあらわすのか、”実際に鳴っているスピーカー”をあらわすのかイマイチよくわからないんですよね。耳を近づけると実際にはどのソースでも基本的にサラウンドバックも鳴っているのでいいんだと思うんですが。

また、PS3でDVDを再生しているときに、△ボタンのメニューの中でPCMとビットストリームが切り替えられるのを発見して嬉しかったです。PCM変換だとやはり5.1ch分しか出力されず、EX部分はビットストリームにすると出力されていました。

7.1chの音声は背後の音場が濃密になる印象です。引っ越す前の部屋は長方形の背後に3つスピーカーを並べている配置で、それだと前後の音がハッキリしていました(逆に言うとサラウンド感が強い)。今回正方形の部屋でサラウンド・スピーカーが真横とサラウンドバックが背後に2つ並ぶ配置になったのですが、横の音空間が前方と後方を違和感無くつないでいる感じです。以前とくらべるとサラウンドしているという感じが(変な書き方ですが)希薄になって、劇場に近い印象です。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』のようにリアにバリバリに回りこむサウンドデザインだとハッキリ背後からオペレーターの声などがしてちゃんとサラウンドしているのは分かりますが。

SONY スピーカーシステム SS-F6000

フロントのスピーカーを初めてトールボーイにして、もっというなら初めてちゃんと単体のスピーカーを購入したわけですが、値段的にかなり低いランクにも関わらず、今までのコンポについていたスピーカーとはやはり違います。まだ買ったばかりなので何ともいえないのですが、包み込むようなと言うか、柔らかい印象です。ナチュラルといってもいいのかもしれません。ドルビー・デジタルの音声でも余裕が感じられてDVDも観直したくなります。

肝心のロスレス音声に関してはまだ、真昼間に大音量で派手な映画を観て無いのでよくわからないのが正直なところです。ただ、『THE DESCENT』(北米盤:リニアPCM6.1CH収録)の音による圧迫感は相当なものでした。あれはロスレス音声のほうが絶対に演出意図がキッチリと伝わってきます。ちょっとした砂埃の感じまで伝わってきます。
HDの映像と同じく、ディティールの再現がより深くなっているので、音の空気……具体的に言うと、反響とか埃を通して聞こえてくるニュアンスとかが生々しく再現されている感じです。もっと色々聴き比べたいもんです。